【美術】旅費を節約?:旅した気分になれる絵画4選

2021年5月3日

こんばんは。

 

たまには遠くに旅してみたいとは誰もが思うことでしょう。

 

けれど日常に追われ、そう簡単に出発できないのが辛いところ。

 

それなので、せめて眺めているとどこかへ旅した気分になれるような絵をご紹介します。

 

【美術】旅費を節約?:旅した気分になれる絵画4選

※没後70年が経過していない画家については著作権の保護期間であると思われますので作品の掲載はしていません。ご了承ください。

 

デ・キリコ / 通りの神秘と憂鬱

参考ページ:MUSEY

 

昔、10代の頃に旅したスペインを思い出す絵です。

 

なんというか影の濃い感じ。
テラコッタ色がさらに夕日を浴びて赤くさびしく輝いている感じ。

 

異国のはずなのになつかしさを感じるのは不思議です。

 

梅原龍三郎/北京秋天

下記の書籍に掲載されています。

また、原画は東京国立近代美術館に所蔵されています。

 

ゆったり駘蕩とした翠色の空は、自分が考えうるなかで一番安らかな景色の一つです。

 

いつの北京を訪れれば、この空が眺められるのでしょうか( ´~`)

 

距離だけでなく、時空を越えてどこか昔を旅したい気分になります。

 

山下清/トンネルのある風景

参考ページ(版画の販売ページ):

 

放浪の天才画家といわれる彼は、子供時代に山陰の小学校から脱走したりして、大人をてこずらせながらも、身近な虫や景色を丹念な貼り絵に現しました。

 

私自身の母が山陰地方出身で、毎年夏には訪れていたこともあり、関東から山陰への旅感を今も感じさせてくれる画家です。

 

日向道をほっつき歩いている感じ。工作のりの匂い。セミの声。鶏頭や百日草でいっぱいの庭。

 

自分の子供時代と重なる感じが強く、私にとってノスタルジーの塊です。

 

松本竣介/Y市の橋

 

この絵のような場所は一見現在の東京でも見つけられそうですが、眺めているうちに、いやこの風景はもうどこにもないと思わせられます。

 

描かれたのは昭和17年。戦争がはげしくなっていく頃の怯えのようなものが滲んでいるでしょうか。それでいて静謐でどこか西欧の童話を思わせるような建造物の佇まい。

 

決して陽気な絵ではないですが、近くて遠い日本へいざなってくれる絵だと思います。

 


ここまで紹介してみて、旅とはとても個人的なものだなぁと思いました。

旅で得た思いを誰かと語り合えたら嬉しいものでしょうね( ´~`)

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