こんにちは、めたろんです。
こんな方に向け、この記事では「窓ガラスの水滴」と「水の入ったコップ」を例にして、水の表情を5分で描く方法を実例を交えて説明します。
筆者のプロフィール:美術大学(デザイン科)を卒業後、ストックフォトサイトでイラストを販売しています。
詳しくみてみましょう!
【5分で描ける】水の描き方を実例で解説【水滴、コップ】
描き方のコツ
水を描く際の全体的なコツは以下の通りです。
- 使う色を3〜4色におさえる
- 見え方のルールを最初に把握する
- こまかいところは気にしない
水のいろいろなイラストをみると分かりますが、だいたいハイライト、暗色、中間色で表現されています。
それらの色が絡まり合っている部分が複雑に見えますが、完璧に観察使用せず、ある程度機械的に塗っていけば、とても簡単に水の表情をとらえることが可能です。
実例でみてみましょう!
窓ガラスの水滴の描き方
窓ガラスの水滴の観察ポイントは以下の3点です。
- 水滴内部には背景が上下反転して映り込む
- 水滴の下部が白く光る
- 水滴の上部はおおむね暗色になる
具体的な書き方
- 水滴をアウトラインで適当に書きます。
2. それぞれの水滴の上の部分を暗い色で塗ります。
3. それぞれの水滴の下の部分をハイライト(明るい色)で塗ります。
4. それぞれの水滴の写り込みが、上下反転するように塗ります。
この例では
- 背景の下の部分の明るい色を、2. で塗った暗い色のすぐ下に塗り、
- 背景の上の部分の濃い青を、3. で塗ったハイライトのすぐ上に塗ります
水の入ったコップの描き方
水の入ったコップの観察ポイントは以下の3点です。
- 背景の色、ハイライト、暗色で構成されている
- コップのふち、水面、底の部分は上の3色がパズルのように組み合わさっている
- コップの形状に沿うように光や影が見える
具体的な書き方
- コップの形を、線で描きます。
2. 暗い色でコップのふち・水面の際・底の部分を、線や小さな色面でコップの形状に沿うように描きます。
3. 明るい色(ハイライト)でコップのふち・水面の際・底の部分を、コップの形状に沿うように描きます。
4. 水が入っている部分やコップの輪郭をグラデーションで描きます。
まとめ
5分で描ける 水の描き方のコツ
- 使う色を3〜4色におさえる
- 見え方のルールを最初に把握する
- こまかいところは気にしない
いかがですか?
複雑に見える水の表情も、よく観察するとシンプルな法則に当てはめることができ、3〜4色で充分魅力的なイラストにすることができると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/