【Webデザイン基礎】カラーモードについて

2021年10月1日

こんにちは。

この記事ではWebデザインの基礎として理解しておくべきカラーモードの概要についてまとめています。

 

カラーモードとは?

カラーモードとは、

印刷物やWEBに掲載されている画像やイラストの色を表現する方法のこと。

制作物(表現媒体)によって適切なカラーモードを選ぶ必要があります。

参考サイト:超初心者でもわかるカラーモード

 

カラーモードにはRGBCMYKの2種類があり、WebデザインにおいてはRGBモードを使います。

なぜなのかは次のRGBモードの項で説明します。

 

 

RGBモード

  • 光そのものの色(=光源色)を扱うためのカラーモード
  • 赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の光の三原色からなる
  • 各色は0から255までの数値で表され、数値を増すごとに白に近づいていく(=加法混色。下で説明)
めたろん
パソコンのモニターは光源色で表されるので、WebデザインにおいてはRGBモードを使うということになります。

 

RGB(加法混色)の色表示:

加法混色とは?

  • 加法混色とは、光源色の混色によって明度が増す現象。
  • 混合された色光の明るさは、もとの色の明るさを単純に足した明るさになる。
  • 色が加法混色で見えるもの:太陽光・パソコンのモニタ画面など

 

とまくん
加法混色では色を混ぜれば混ぜるほど明るくなるんだね。

 

 

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CMYKモード

  • 光が物体に当たって反射・吸収・透過した際に生じる色(=物体色)を扱うためのカラーモード
  • シアン(Cyan)、マゼンダ(Magenta)、イエロー(Yellow)の三原色に黒(K)を加えた4色からなる
  • 各色は0から100までのパーセンテージで表され、数値を増すごとに黒に近づいていく(=減法混色。下で説明)
めたろん
紙媒体などの印刷物ではCMYKモードが使われます。
めたろん
三原色だけでは黒を完全に再現することができないため、CMYに黒(K)を合わせた四色(CMYK)を用いて全ての色を再現します。

 

CMYK(減法混色)の色表示:

 

減法混色とは?

減法混色とは、物体色の混色によって明度が減少する現象。

物体色は混合されると明度が下がっていくので「減法混色」という。

色が減法混色で見えるもの:印刷物・絵の具など

 

 

カラーモードの設定方法

各画像編集アプリケーションでは以下のうようにカラーモードを設定します。

Photoshop:「イメージ」タブ  「モード」で選択

Illustrator: 「ファイル」 → 「ドキュメントのカラーモード」で設定

 

まとめ

  • カラーモードとは、印刷物やWEBに掲載されている画像やイラストの色を表現する方法
  • 制作物(表現媒体)によって適切なカラーモードを選ぶ必要がある
  • Webデザインでは光そのものの色(=光源色)を扱うため、光源色に適したカラーモードであるRGBモードを使う

 

この記事は以上になります。

読んでいただきありがとうございました。

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