【Herumut Muller】初心者におすすめの卓上手織り機レビュー

2021年10月31日

こんにちは。めたろんです。

この記事では、

  • 手織りをやってみたいけれど、編み物より難しそう。
  • 手軽な卓上手織り機に興味があるけれど、いろいろあってどれが自分に合っているのかわからない。おすすめを知りたい。
  • 卓上手織り機で実際に織っている様子をみてみたい

こんな方に向け、おすすめ卓上手織り機の紹介と、実際に使ってみた様子をまとめています。

この記事でわかること

  • Herumut Muller社 手織り・大 のおすすめポイント
  • Herumut Muller社 手織り・大 を使って実際に小品を織ってみた様子(画像あり)

 

今回紹介するのは「Herumut Muller社」の 手織り・大 という卓上手織り機です。

 

 

この手織り機のおすすめポイントは以下のとおり。

  • シンプルな構造
  • 手触りのいい木製
  • リーズナブルな価格

下で詳しく説明します。

 

【Herumut Muller】初心者におすすめの卓上手織り機レビュー

 

「Herumut Muller社 手織り・大」のおすすめポイント

シンプルな構造

溝のついた木枠が組まれた単純な構造をしており「どうなっているのか分からない」という部分がないため、自分で納得しながら織物に取り組めます。

また、最初の状態でタテ糸がすでに張られており、詳細な手順が書かれたカラーパンフレットも付属しているので気軽に始められます。

手触りのいい木製

塗装されていない木製なので、糸が滑りすぎることもなく、気持ち良く織りを進められます。

リーズナブルな価格

価格はAmazonで 4,180円(2022.5 現在)。続かなかったり、飽きてしまったらどうしようと思う人もいると思いますが、このくらいの価格であればそれほど悩まずにチャレンジできるのではないでしょうか。

 

「Herumut Muller社 手織り・大」で実際に織ってみました

大まかな手順は以下のとおりです。

  1. まずタテ糸を張る
  2. ヨコ糸を巻いた杼(ひ)という木の棒を、張られたタテ糸にくぐらせる
  3. 綜絖(そうこう)という部分の角度を変えることで、タテ糸を互い違いに上下させる
  4. ヨコ糸をくぐらせる
  5. 「3」と「4」を繰り返すことで「平織り」を織っていく
  6. 端の始末をし、仕上げる

 

順番にみてみましょう

 

1. タテ糸を張る

Herumut Muller社の卓上手織り機は上で述べた通り、タテ糸が張られ横糸も1cmほど織られた状態で発送されてきます(写真は、付属のヨコ糸が尽きるまで織ったところです)。

 

初回はタテ糸を張らずに織り始められますが、次回タテ糸を張る際には↓のような手順書が付属しており参照しながら進められます。

 

2. 綜絖(そうこう)という部分の角度を変えることで、タテ糸を互い違いに上下させる

綜絖に溝がほってあり、ここの角度を変えることでタテ糸を互い違いに上下に分ける仕組みです。

 

3. ヨコ糸をくぐらせる

杼(ひ)という木の棒にヨコ糸を巻き、上下に分かれたタテ糸にくぐらせます。

参考画像

 

4. 綜絖(そうこう)の角度を変えることでタテ糸の上下を入れ替え、再びヨコ糸をくぐらせる

綜絖の角度を変えるのは最初は固く感じますが、慣れればスムーズに動かせます。

 

5. 「3」と「4」を繰り返すことで「平織り」を織っていく

杼(ひ)に巻いたヨコ糸が尽きたら、あたらしくヨコ糸を継ぎ足して織り進めます。

 

6. 織り上がったら織り機から外し、端の始末をする

ハサミで上下のタテ糸をまっすぐ切り、2・3本ずつ結んでいきます。

結び終えたら適当な長さに切り揃えます。

ヨコ糸を継ぎ足したところは、かぎ針などを使い織り目にくぐらせておきます。

 

できあがり♪

2時間ほどで完成しました。

 

初心者に「卓上手織り機」がおすすめな理由

手織りに興味のある初心者の方はもちろん、何か没頭できる趣味を持ちたいと思っている方にも卓上手織り機での手織りはおすすめです。

理由としては、

  • コンパクトでありながら手織りの楽しさが十分味わえる
  • 小さな作品を1日で完成させることができ、達成感を味わえる
  • 作品だけでなく、織り機という機械の仕組みも楽しめる

 

通常の手織り機のタテ糸準備は糸の取り回しに広いスペースを要し、織り機へのセッティングもある程度の習熟が求められますが、

卓上手織り機の場合は基本的に平織りに特化した構造になっているためシンプルで理解しやすいです。

 

めたろん
ランチョンマットなど小物ならば、テーブル上でタテ糸張りを完結させることができるので、初心者の人にも無理なく始められます。

 

(注:マフラーなど長いものを織る場合には、原則マフラーの長さプラスαのスペースが必要になります)

 

また、手織りの大きな魅力の一つとして機械と手仕事が一体となったグルーブ感があげられます。

卓上手織り機での作品作りを通して手織り機の基本的な構造も実感でき、手織りへのさらなる興味もわくことと思います。

 

 

いかがですか。

糸の手触りやその構築、機械の仕組みをを楽しめる奥深い手織りの世界。

手軽にはじめられる卓上手織り機をぜひ楽しんでみていただきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/

 

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