個人事業主とは？　雇用契約との違いなどを解説。

こんにちは。めたろんです。

最近注目を浴びている個人事業主という働き方。

この記事は、特にこんな方に向けた内容になっています↓

それでは詳しく説明します。

個人事業主とは？

個人事業主とは、法人を設立せずに個人で事業を営んでいる人のことです。

税務署に「開業届」を提出して事業の開始を申請することで、個人事業主として独立したことになります。

それでは事業とは具体的にどういうことでしょう？

事業とは、反復・継続・独立している仕事のことをいいます。

それぞれについて下記で説明します。

「反復」

その仕事を繰り返して行うこと。

例えば、商品を仕入れて販売するという行為を繰り返すということです。

「継続」

その仕事をずっと行うこと。

例えば、上で述べた仕入れ→販売の繰り返しを継続するということです。フリマアプリで不用品を売る等は、継続性がないため事業の定義からはずれます。

「独立」

どこかの組織に所属していないこと。

例えば、会社員のように会社という組織に所属している場合は事業ではありません。

参考サイト：個人事業主って何？個人事業主のことを徹底解説！

個人事業主と雇用契約（会社員）の違い

個人事業主と会社員では、主に以下のような違いがあります。

雇用関係

　業務委託契約を会社と結びます。

　雇用契約を会社と結びます。

社会保険

個人事業主

　自ら国民健康保険や国民年金へ加入します。

会社員

　会社側で健康保険や厚生年金保険への加入します。

仕事の対価の受け取り方

個人事業主

　業務委託などの契約で定めた報酬を受け取ります。

会社員

　雇用契約で定めた毎月の給与を受け取ります。

所得税の計算

個人事業主

　自分で確定申告を行います。

（→個人事業主が報酬として受け取る事業所得は年末調整の対象にはならないため）

会社員

　給与は年末調整の対象となるため、毎年の所得税の計算は会社が行います。

参考サイト：個人事業主と契約社員の違いは？開業前に知っておきたい４つの違い

個人事業主になるメリットとデメリット

個人事業主になるメリットとデメリットには以下のようなものがあります。

メリット

• 会社員と比較して仕事の自由度が高い
• 収益はすべて自分のもの→能力によっては高い収入を得られる可能性がある
• 基本的に開業届を提出するだけで開業ができる
• 資金が少なくても始められる
• 「自宅」「シェアオフィス」など場所を選ばず始められる
• 会社員のまま副業や兼業で始めることも可能

めたろん

事業を始める条件的にハードルが低いのは魅力ですね

デメリット

• 会社員と比較して保障が薄い
• 雇用保険の対象外のため、会社員と比較すると病気やけがによる休業リスクが高い
• 事業の継続性や日々の収入に対する責任を自分で負わなければいけない

保障や収入面は会社員に比べると不安定になりがちです。会社員のときには受けられた「雇用契約による保障」が全てなくなることに留意しなければなりません。

めたろん

雇用保険にももちろん加入できませんね。。

小規模企業共済による退職金制度や個人型確定拠出年金（iDeCo）に加入してリタイア後の生活に備えるなどの自衛策をとることも可能です。

参考サイト：個人事業主とは？会社員との違いからメリット・デメリット、税金についても紹介

個人事業主にはどんな職業がある？

個人事業主としての仕事には、以下のようにいろいろなものがあります。

• ブロガー、アフィリエイト
• 各種Web制作
• 各種ネット販売
• YouTuber
• 動画制作・編集
• 飲食業
• 移動販売
• レンタル業
• 各種代行
• 専門職業（弁護士など）
• 各種教室
• 投資
• 農業
• 各種サービス（介護など）

めたろん

普段利用しているサービスで個人事業によるものも多くあるんですね

参考サイト：個人事業主向け起業アイデア64選(9種類)！成功できる鍵は資金とニーズの開拓？

まとめ

いかがでしょうか。

しっかり情報収集して個人事業にチャレンジしたいですね！

最後まで読んでいただきありがとうございました（＾＾）／