【初心者向け】Procreateでイラストを描くコツ:猫編

2021年6月4日

こんにちは。めたろんです。

 

ポテちゃん
ProcreateをiPadに入れたので、早速イラストを描いてみたいけど、使い方がよく分からない・・。制作例を使って基本的な使い方を教えて欲しい!

 

そんな方に向け、この記事では下のような猫のイラストを描く過程を通して、Procreateの基本的な使い方の一例をご紹介したいと思います。

めたろん
一通り読んで何回か練習すれば、このようなイラストは30分ほどで描けるようになりますよ!

 

それでは見てみましょう!

 

【初心者向け】Procreateでイラストを描くコツ:猫編

 

線画でスケッチする

とまくん
お手本になる猫の画像などを見て描くよ

 

まず紙に描くのと同じように、線画でラフにスケッチをします。

似てなかったり、こまかな形がゆがんでしまっても気にしないで大丈夫。全体的なバランスを大事にします。

かわいいなと思う箇所や、ここを特に描きたい!と思うポイントを文字でメモするのもおすすめです(下図参照)。

また、この作例はほぼ、下記のブラシ のみで描いています。

使用ブラシ:スケッチ→6B(鉛筆)

めたろん
慣れないうちはブラシをあまり変えずに、紙に描く場合と同じようにどんどん描くのがおすすめです!

 

色をつける

色用に新規レイヤーを作成し、大まかな色をつけていきます。

実際の動物を画像を見ると色がたくさんあるように見えますが、例えば三毛猫ならば色は黒、白、茶色にわけられます。

Procreateでは後から修整がいくらでも効くので、最初は塗り絵のようにどんどん塗って大丈夫です。

とまくん
色塗り用に、新規レイヤーを作成するのがポイントだね

 

目を描く

これもアナログ絵と同じコツですが、目など、顔のパーツは早い段階でしっかり描きこんであげると絵が決まってきます。

次の4点を描くことでほぼ目を仕上げられます。

  • 虹彩の色
  • 瞳孔の黒
  • ハイライト
  • 目の縁取り

 

細部を描く

大まかに塗った色を、消しゴムツールで修整したり、あるいは書き足したりして細部を整えていきます。

とまくん
消しゴムツールも、描画の時と同じ6B(鉛筆)を使うと自然な感じで修正できるね

最初にスケッチしたレイヤー(作例では青い線の部分)を非表示にしてみて、不足がないか見ながら加筆します。

スポイトツールを使うと、見えている色と同じ色を呼び出せて便利です。

スポイトツールについて解説されたページはこちら

 

影をつける

Procreateでは描画モードと不透明度を設定することで、効率よく影をつけることができます。

大まかな手順は以下のとおり。

  1. 新規レイヤーを作成し、影をつける部分を大まかにグレーの色で塗りつぶす(作例では一旦猫全体を覆っています)
  2. この影レイヤーの描画モードを「乗算」に設定し、不透明度を下げる(10%前後)
  3. 影レイヤーにマスクを設定し、不要な影を消したり付け足したりして修正する

ポイント

影を修整する際にも、描画で使ったスケッチ→6B(鉛筆)ブラシを使うと、毛の感じが出しやすくなります。

 

全体を見て仕上げる

影をつけたら、もう一度全体を確認します。

必要な部分を加筆・修正したら・・

完成!

 


いかがですか? 

最初はツールの操作に戸惑うことも多いですが、いくつかのお気に入りのブラシ、よく使う機能を把握できれば、効率良く描くことができます。

読んでいただきありがとうございました(^^)/

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