こんにちは。めたろんです。
こんな人に向け、この記事ではルビーを例として簡単に描く方法をヒントを述べます。
【宝石】ルビーの描き方のコツ
ルビーの観察ポイント
まず、ルビーの画像などを観察してみると、次のようなポイントが見えてきます。
- ワインレッドをベースに、透明なピンク、暗色で構成されている
- 内部は、ジグザグのモザイク模様、ところどころに強い反射
- カットの三角部分、厚み部分にうすい反射
宝石を描くときには観察した通りに描こうとすると大変です。
細かな陰影やきらめきが複雑に入り組んでいるからですね。
それなので、画材が元々もっている表情や、イラストアプリの機能をうまく利用して、特徴を捉えると描きやすくなります。
今回はProcreateというイラストアプリのツールを使って説明します。
具体的には下記のような感じです。
- アクリルブラシで、ベースの色をざっくり陰影をつけて塗る
- 新しいレイヤーを上に重ね、ハイライトを描く
- 6B鉛筆ブラシで細かな部分を描く
次項以降で詳しく説明します。
アクリルブラシで、ベースの色をざっくり塗る
アクリル等の、元々表情のあるブラシを使うと、宝石の煌びやかな感じが出しやすくなります。
ブラシライブラリのアーティスティック→アクリルブラシで、ピンク色のベースを塗ります。
透明度を50%ほどにして、ランダムに塗り重ねることで、ルビー濃淡がある程度表現できます。あとで丸くマスクするので、この段階ではのびのびと色を塗っておくと、宝石らしさが出ると思います。
ハイライトを描く
ベースの色が塗れたら、新しいレイヤーを作成し、不透明度20パーセントくらいの白色でハイライトを描きます。
ハイライトは、ルビーのカッティング面の三角形や多角形の形であらわれるので、アクリルブラシで塗った後に、消しゴムで周りから消してエッジ(尖った部分)を出すようにするといいでしょう。
6B鉛筆ブラシで細かな部分を描く
ベースとハイライトが描けたら、マスクレイヤー(→マスクレイヤーについて説明している記事はこちら)を作成し、ルビーの形に丸く整えます。
手本の画像などを確認しながら、扱いやすい6B鉛筆(ブラシライブラリのスケッチに入っています)などのブラシで細かな部分を修正します。スポイトツールですでにある色をピックアップしながら修正すると、違和感が出にくいです。
影なども書き加えるとより自然な感じが出ます。
まとめ
ルビーの描き方のコツ
- アクリルブラシで、ベースの色をざっくり陰影をつけて塗る
- 新しいレイヤーを上に重ね、ハイライトを描く
- 6B鉛筆ブラシで細かな部分を描く
いかがですか? 上記の作例はまだまだ改善の余地がありますが、よい描き方を見つけたらご紹介したいと思います。
読んでいただきありがとうございました(^^)/